ボードゲーム一人プレイ

積んだり眺めたり遊んだりしているボードゲームの記録

魔法のラビリンス

今回も記憶力メインのゲームをご紹介。これまでに紹介したキンダーメモリーやにわとりのしっぽは完全に記憶力の勝負でした。今回のゲームは記憶力+運。

  • タイトル:魔法のラビリンス
  • 原題:Das magische Labyrinth
  • メーカー:Drei Magier Spiele (ドライマギア・シュピーレ)

ドライマギア社のゲームは箱の絵が綺麗。このゲームは箱を丸ごと使って遊びます。

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4色の駒がプレイヤー。見習い魔法使いが魔法の迷宮で魔法のシンボルを集める、というストーリーです。魔法の迷宮には見えない壁が有って、魔法のシンボルへの道を阻んでいます。サイコロを振って出た目の数だけ駒を動かし、シンボルにたどり着いたらゲット。

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これが魔法のシンボル。最初に5個集めた人が勝ちです。
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シンボルは袋から中身を見ずに取り出します。シンボルを取った人は次のシンボルを引きます。自分の近くのシンボルが出たらラッキー。
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迷宮の中(箱の中)はこんな感じで木片で仕切られた迷路になっています。
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仕切りは組み替え可能。数を調整して迷路の複雑さを調整する事も出来ます。
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それぞれの駒の底には磁石が入っていて、盤の下で鉄の玉とくっついています。
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駒を動かしたときに玉が迷路の壁にぶつかると落ちる。これが見えない壁の正体です。ぶつかった玉はビリヤードのように四隅に戻ってきます。壁にぶつかった人はスタート地点(各人決まった隅)に戻ってやり直し。
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最初は迷路の形がわからないので壁にぶつかってばかりですが、次第に迷路の形がわかってきます。不思議と見えない壁の迷路が見えてくるんです。後は記憶力勝負ですが、サイコロの数や次のシンボルの場所は運任せなので記憶の苦手な人でも勝てるチャンスは大いにあります。

というわけで、我が家では子供と大人が真剣勝負で勝率五分五分になるこのゲームが現在定番。子供には見えない壁の手応えが不思議で面白いようです。

サイコロの目は1から4までしかありません(2と3が2面)。盤面が狭いのでこれでちょうど良いバランスになっています。初めてサイコロを使う子供はサイコロを振った後『えっと、1、2、3..』、と目の数を数えるのに時間がかかる事がありますが、目が4までなので数える時間が短くて済みます(数字のサイコロが難しい場合は、数字ではなく色で区別するサイコロのゲームもあります。機会があれば紹介したいと思います)。ゴール地点がコロコロ変わるのも飽きずに楽しめるポイント。

サイコロ・記憶・運、色んな遊びの要素があり、大人も子供も楽しめる。磁石の感覚も気持ち良い。ある程度ゲームに慣れてきた子供に是非遊んでもらいたいゲームです。